衆参の各党勢力および自民党派閥の勢力

衆議院会派名及び会派別所属議員数

会派名をクリックすると会派別議員一覧がご覧いただけます。
各会派の所属議員数の（）内は女性議員で、内数です。

令和5年8月5日現在
会派名「会派略称」所属議員数
自由民主党・無所属の会　「自民」261（21）
立憲民主党・無所属　　　「立憲」96（13）
日本維新の会　　　　　　「維新」41（5）
公明党　　　　　　　　　「公明」32（4）
国民民主党・無所属クラブ「国民」10（1）
日本共産党　　　　　　　「共産」10（2）
有志の会　　　　　　　　「有志」5（0）
れいわ新選組　　　　　　「れ新」3（2）
無所属　　　　　　　　　　　　　6（0）
欠員1
計465（48）

参議院会派別所属議員数一覧

第211回国会（常会）（令和5年1月23日～令和5年6月21日）

会派名をクリックすると会派別氏名一覧がご覧いただけます。
各会派の議員数の（　）内は女性議員で、内数です。
正式な会派名と略称は、「参議院会派名一覧」で、ご覧いただけます。

令和5年9月8日現在

令和7年7月28日任期満了（A）
令和10年7月25日任期満了（B）
会派名議員数
比例（C）
選挙区（D）
合計
比例選挙区
合計

自由民主党　　　　　　117(24)　19(C)35(D)54(A)　18(C)45(D)63(B)
立憲民主・社民　　　　40(20)　　8(C)14(D)22(A)　8(C)10(D)18(B)
公明党　　　　　　　　27(4)　　　7(C)7(D)14(A)　6(C)7(D)13(B)
日本維新の会　　　　　21(4)　　　5(C)4(D)9(A)　　8(C)4(D)12(B)
国民民主党・新緑風会　13(4)　　　3(C)4(D)7(A)　　3(C)3(D)6(B)
日本共産党　　　　　　11(5)　　　4(C)3(D)7(A)　　3(C)1(D)4(B)
れいわ新選組　　　　　　5(1)　　　2(C)0(D)2(A)　　2(C)1(D)3(B)
沖縄の風　　　　　　　　2(0)　　　0(C)1(D)1(A)　　0(C)1(D)1(B)
ＮＨＫから国民を守る党　2(0)　　　1(C)0(D)1(A)　　1(C)0(D)1(B)
各派に属しない議員　　　8(4)　　　1(C)4(D)5(A)　　1(C)2(D)3(B)

合計　　　　　246(66)　50(C)72(D)122(A)　50(C)74(D)124(B)
欠員　　　　　2　　0（C）2（D）2（A）　0（C）0（D）0（B）
総定数　　　　248　50（C）74（D）124（A）50（C）74（D）124（B）

派閥一覧と展望

（※ウィキペディアの記事であるが年月日の記載がありません。2022.7.10の参議院選挙直後の自民党参議院議席数は119議席ですので1議席の減少はありますが恐らく最近の資料でしょう。令和5年9月8日現在の議席数は117議席です。2023.6.22に自民高野光二郎参院議員が辞職。補選10月。）

名称「通称」会長　勢力（衆議院）（参議院）備考　先代会長　先々代会長

清和政策研究会「安倍派」　
会長空席　100（衆参合計）　60（衆議院）40（参議院）

備考-日本民主党における岸信介の系譜に連なる第1派閥。
全般的にタカ派スタンスだが経済政策ではハト派スタンスも採る。
会長代理は塩谷立と下村博文で安倍晋三の死去後は塩谷が対外的な窓口を担っている。
先代会長-安倍晋三　
先々代会長-細田博之

志公会「麻生派」
会長-麻生太郎55（衆参合計）　40（衆議院）15（参議院）

備考-宏池会から分裂した大勇会と政策研究会の流れを汲む第2派閥
派閥再編に意欲的で「大宏池会構想」を掲げる。
鈴木俊一・甘利明が参加している。
先代会長-山東昭子（前身の番町政策研究所会長）
先代会長-麻生太郎（前身の為公会会長）
先々代会長-大島理森（前身の番町政策研究所会長）
先々代会長-河野洋平（前身の大勇会会長）

平成研究会「茂木派」
会長-茂木敏充　54（衆参合計）　33（衆議院）21（参議院）

備考-自由党における佐藤栄作の系譜に連なる第3派閥。
ポスト田中角栄を巡り分裂した歴史がある。
先代会長-竹下亘
先々代会長-額賀福志郎

宏池会「岸田派」
会長-岸田文雄46（衆参合計）　33（衆議院）13（参議院）

備考-自由党における池田勇人の系譜に連なる最古参派閥。
調整役に回る例が多く政策に明るいものの政争に暗い。
先代会長-古賀誠
先々代会長-古賀誠・谷垣禎一

志帥会「二階派」
会長-二階俊博　41（衆参合計）　3（衆議院）29（参議院）

備考-日本民主党における河野一郎の系譜に連なる派閥
亀井静香・伊吹文明・二階俊博が三巨頭であった
先代会長-伊吹文明
先々代会長-亀井静香

近未来政治研究会「森山派」
会長-森山裕　8（衆参合計）　7（衆議院）1（参議院）

ポスト中曽根康弘を巡り結成された新興派閥
創設者の山崎拓が実質的なオーナー
先代会長-石原伸晃
先々代会長-山崎拓

無派閥--75（衆参合計）　56（衆議院）19（参議院）

計　379（衆参合計）　　261（衆議院）118（参議院）

太字は総裁経験者。

衆議院議長の細田博之（安倍派）と参議院議長の尾辻秀久（茂木派）は派閥離脱中のため無派閥議員に含む。

上記の派閥のほかに、「日本の尊厳と国益を護る会」、「保守団結の会」、「伝統と創造の会（稲田朋美会長）」、「さいこう日本（甘利明代表）」、「きさらぎ会（菅義偉顧問）」、「ガネーシャの会」、「有隣会」、「無派閥有志の会」、「水月会」など、無派閥議員間での連携を模索するグループが様々な形態で見られる。

第2次安倍内閣では議員連盟として『創生「日本」（安倍晋三会長）』に参加する議員が多く登用されていた。さらに、自由民主党青年局が主催する勉強会が開かれるようになり、派閥が果たした役割は分担されている。このため、「有隣会」は派閥にこだわらない若手や情報交換を目的とするベテランの受け皿となっている。

一覧から見て取れるように、第46回衆議院議員総選挙で自由民主党が大勝したことにより議員数が飛躍的に増加し、派閥の内実に大きな変容が生じた。

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