❝警視庁捜査1課の元レジェンド刑事内部告発の意味することの私の考察。❞

❝物質の根本は波であります。
物事には周期性があり始まりがあり終りがあり、そして新たな始まりがあります。

日本の社会を構成している組織は多種多様ですが概ね閉ざされた構造になっています。
そうして公務員は公益性が勝る場合を例外として職務上知り得たことの守秘義務という法的な制約があります。
特に汎ゆる情報を扱う警察組織では公の場で内部告発する事例は稀なことでした。
警察組織は大きく見ると人事面で2階級になっていて数百人の超エリーㇳキャリアの上層部とノンキャリアの十数万人の警察官や職員で構成されています。
国家公務員総合職試験合格者でかなり優秀なキャリアが毎年10人ぐらい採用されこの方々が組織の特権階級を専有し、長官は過去2人以外はすべて東大卒です。
恐らく超エリートの警察のキャリア官僚は日本の国や国民のためにどうすべきかという問題意識はあまりないのでしょう。
そうして実質的植民地日本のピラミッド社会の頂点に立つキャリア官僚は海外視察や留学などでDSや隣国の超限戦の標的になる可能性があります。
警察官僚なら尚更狙われるでしょうから日本にとって危ういことです。
最近は日本での外国の方々の犯罪があまり大きくは問われない傾向があるようです。
また長官は1954年から69年間で30人歴任しているが2～3年の任期であるので20～30人のキャリアに一人となる。
減点主義の官僚組織では熾烈な出世競争が行われていて職務上は前例を踏襲して汚点を如何にして無くし、上司の覚えめでたしが何よりも重要になると隠蔽と組織防衛意識が蔓延っていきます。
臭いものにはすべて蓋をし水に流し、組織の上層部が特に潤いその影で数多の人たちが泣き寝入りしてきたカルマが何時か限界点を越える時が来る筈でありますが、今回の事案がそのトリガーなのでしょう。
以前警察の裏金を内部告発した現役警察官がいましたが徹底的に冷遇され支援していた人の不幸などがあったようです。
今回の問題意識がなく思慮が乏しく感じられるつるりとした長官発言の情感欠除は国民の意識とあまりにも大きく乖離していました。
そうして今回の元刑事の内部告発は守秘義務違反と日本国の根幹である法治の阻害を公表するという公益性が対峙しています。❞