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❝USA第51州の実態(020)昭和19年(1944年)米軍のセブ島攻撃~❞

❝USA第51州の実態(020)昭和19年(1944年)米軍のセブ島攻撃~❞

❝【日本という怪しいシステムに関する一見解】❞
(初稿1999.10.29)
❝平成15年5月16日改定 岡山県井原医師会鳥越恵治郎
(H26年4月17日一部改定)http://www.ibaraisikai.or.jp/information/iitaihoudai/houdai37.html

第37話「日本という怪しいシステムに関する一見解」

この記事は一冊の本になるような長文の論文です。
学校教育では日本の近現代史は尻切れトンボ傾向のようですが、今日に繋がる20世紀の日本の赤裸々な史実を通して日本の権力構造を解明しています。❞
今回はプロローグは省略します。
今後プロローグは数回に1度記載します。

目次

昭和19年10月18日満17歳以上兵役編入決定
・米軍のセブ島攻撃(S19.9~)
●神風特別攻撃隊の編成(S19.10、詳細は後記)
●ハルゼイ機動部隊の沖縄「十・十空襲」(S19.10.10)
・台湾沖航空戦(S19.10.13~15)
●レイテ決戦(捷一号作戦、S19.10.22~)
●レイテ湾奇襲作戦 (S19.10.24~25)
●特攻開始(S19.10.25、海軍が一日早かった)
・「フ号兵器作戦」(S19.11.3):鹿島灘より発進
●人間魚雷「回天」(発案は黒木博司海軍少佐)の第一回出撃隊(「菊水隊」)が発進(S19.11.8)
●最初の大規模な東京空襲(S19.11.24):日本の迎撃も対空砲火も全く役立たなかった。
東南海地震(S19.12.7)

本文

・満17歳以上兵役編入決定

・米軍のセブ島攻撃(S19.9~)
米軍のセブ島空襲は十九年九月にはじまるが、二十年春、陣地を捨てて山中に逃げこむに至って、日本軍は民間人を邪魔もの扱いしはじめた。
男は現地召集で軍隊にとられ、年寄りと女子供がのこっていた。
「私は山で兄に会って、海軍の方へいったから命があったんです。うちの義姉の弟嫁は、十一の男の子を頭に女の子四人連れて、陸軍の方にのこった。それを、子供がいると、ガヤガヤして敵に聞かれると言って、五人とも銃剣で殺してしまったんです。男の子は、『兵隊さん、泣きもしないし、なんでも言うこと聞きますから、殺さないで下さい』と言って逃げさまよっているのに、つかまえて。四、五歳まで私が同じ家にいて育てた子です。そして妹たち四人も…。敵に知られると言って、鉄砲をうたないんです。銃剣で…。セブの話は一週間話してもつきないんです、あの残酷なやり方は。別行動をとりなさいと言ってくれればよかったんですよ。殺す必要はなかったんです」。
自決を強要され、手榴弾で死のうとして死にきれなかった人間を、日本兵が銃剣で刺し、出血多量で意識不明になっているのを、上陸してきた米兵が救い出し、レイテの野戦病院へ連れていって、輸血で助けた話も出る。
アメリカ兵は敵ながらあっぱれですね」。
澤地久枝氏著『滄海よ眠れ(-)』文春文庫、pp.149-150)

  •  神風特別攻撃隊の編成(S19.10、詳細は後記)
    戦争末期、いくらかの例外はあるが、日本軍の航空機使用は、青年の神風特攻と高級将校の逃亡という二つの機能に集中している。
    まことに無残という他はない。
    鶴見良行氏著『マングローブの沼地で』朝日選書;1994:166)

※「特攻に行く人は、誇りです。しかし、それを強いるのは国の恥です」(粟屋康子:門田隆将氏著『康子十九歳 戦渦の日記』文藝春秋、p.81より)

  • ハルゼイ機動部隊の沖縄「十・十空襲」(S19.10.10)

・台湾沖航空戦(S19.10.13~15)
大本営発表では、日本は未曾有の大勝利をおさめたことになっている。
(全くの虚報、大本営発表法螺吹きの最高)。
大本営情報参謀掘栄三氏は、これらの成果に懐疑的で、ただちに参謀本部所属部長に打電したが、当時の作戦参謀瀬島龍三が握り潰してしまった。
瀬島は捷一号作戦の直接の起案者だった。
大本営の作戦部は、情報を軽視するだけでなく、自分たちに都合の悪い情報はすべて「作戦主導」の名のもとににぎりつぶしていたのだ。
保阪正康氏著『昭和陸軍の研究<下>』より)

  • レイテ決戦(捷一号作戦、S19.10.22~)
    比島決戦では日本人52万人以上が死亡したが、このうち8万4000人はレイテ島の攻防戦で死亡した。
    首謀者:服部卓四郎(敗戦後も復員省に籍をおき半ば公然と活動した)
  • レイテ湾奇襲作戦 (S19.10.24~25)
    小沢囮艦隊の快挙(エンガノ沖海戦・ハルゼーの暴走)あるも、栗田艦隊の突然の中途退却で失敗。
    西村艦隊(支隊)壊滅。
    戦艦「武蔵」撃沈される(シブヤン海、S19.10.24 19:35)。
    日本の空母全滅・日本の連合艦隊全滅。--->特攻へ
  • 特攻開始(S19.10.25、海軍が一日早かった)。
    「(目標)大型戦艦ハ煙突下、ブリッジノ中間トシ、航空母艦ハ、エレベーターノ位置トスル」。
    「突進 一、最後マデ照準セヨ、眼ヲツムルナカレ、眼ヲツムレバ命中セズ」。(小田実氏ら『玉砕』岩波書店、p.16)

・「フ号兵器作戦」(S19.11.3):鹿島灘より発進和紙で作った直径10mの巨大な風船に15キロ爆弾1個と焼夷弾2個を吊して、ジェット気流にまかせてアメリカを爆撃する。
しかもいずれはこれにペスト菌コレラ菌を乗せてばら撒こうという愚劣で卑劣極まる作戦。
(ただしこの「風船爆弾の愚劣さ」というのはGHQの嘘の情報操作であり、実際は1/10の確率で米国に届いたという。もしこれが本当ならば、例えば風船爆弾に生物・化学兵器を搭載したとすれば、大きな効果が期待出来たという。(佐藤優氏著『国家の自縛』、産経新聞社、p.226 ))

  • 人間魚雷「回天」(発案は黒木博司海軍少佐)の第一回出撃隊(「菊水隊」)が発進(S19.11.8)
  • 最初の大規模な東京空襲(S19.11.24):日本の迎撃も対空砲火も全く役立たなかった。

東南海地震(S19.12.7)
1944年12月7日の東南海地震震源紀伊半島沖の海底深さ約40kmで、三重県紀勢町では地震発生からわずか10分程度で6mの大津波が押し寄せたという記録もあります。
最大震度6という揺れと津波によって三重県、愛知県、静岡県を中心に死者・不明者は1223名にのぼるということですが、太平洋戦争の混乱期でもあったためにあまり詳しい記録は残っていない。(http://blog.goo.ne.jp/nan_1962/e /bec8cef008010403e54c26f14a432c4a より。H18.4.12)

 

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